2006年01月13日

続・ディープインパクト

昨年末にご報告させていただいた「21年ぶりに否決された2議案」についての続編をご報告させていただきます(今回のリポートの内容の一部です)。
⇒※前段は「ディープインパクト(05/12/28)」をご参照下さい。

おさらい。2議案とは下記の議案です。

@行政組織条例の一部を改正する条例の制定について
 行政運営の効率化を図るため行政組織を見直し、条文を整備するため

A長期継続契約の締結に関する条例の制定について
 地方自治法の改正に伴い、物品の借入れ及び役務の提供に関する契約で複数年にわたり契約を締結することができる契約を定めるため

一見すると、なんら問題の無い条例案ではないかとお考えになるかも知れません。しかし、細部に目を落とすと、詰めの甘い部分や、議論の過程が不明確な点、説明が不足している点が散見され、それらの点につき各会派から質疑が集中しました。審議の主な争点は下記の通りです。

<行政組織条例について>
議会で要望していた、市民の安全や防災対策などを一手に担う「市民安全担当課」の設置など、課の再編は評価できる。しかし、「建設部と都市部の統合については、真の行政運営の効率化に繋がるのか疑問。今見直さなければならない積極的かつ合理的事由が見当たらない」などの意見が出される。

<長期継続契約について>
条例制定の趣旨については十分理解できる。しかし、締結できる契約期間・契約対象などについて、議決を要する条例ではなく、規則で定めるとしたことに対して質疑が集中する。
posted by 久野晋作 at 15:56| 千葉 ☁| Comment(0) | 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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