今議会においては岩井議員、私、甲斐議員、関口議員、関谷議員、宮本議員、早川議員、内田議員、飯塚議員の9名が討論を行いました。かつてないほど、討論が行われたことは注目に値する出来事でした。活発な討論のやりとりには「これぞ議会!」という感があり、あるべき議会の一つの形であったと思います。
私は定額給付金の支給を含む補正予算第五号に対して、会派を代表し反対討論を行いましたが、途中幾度となく議長に制止を受けたことは非常に残念でした


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討論とは、現に議題になっている事件に対して、自己の賛成または反対の意見を表明することである。しかも、その目的は、自己の意見に反対する者及び賛否の意思を決めていない者を自己の意見に賛同させることにある。したがって、簡単な「賛成」、「反対」の意思表示は討論とはいえないわけで、賛成または反対についての理由を明確に述べながら賛否を論議すべきものである。なお、討論する場合は、冒頭に「賛成」または「反対」を明らかにし、続いてその理由を明確に述べるのが望ましい【「討論とは」…『議員必携(全国町村議会議長会編)』P131より転記】
議論を尽くして結論を導き出すのが議会としての当たり前の姿であり、あるべき姿だと思います。討論の主旨を踏まえるのはもちろんのこと、なぜ反対する判断に至ったのかについて、説明責任を果たす意味でもシッカリと発言しなければ本意を伝えることは出来ません。
あの討論で制止されるとなると、以後、誰も「討論」はできないでしょう。
後日、他の方の討論と何がどのように違い、何が問題であったのかについて、書面で回答を求めたいと考えています。合わせまして、市民の皆さんのご意見をお聞かせいただければ幸いです。(⇒こちらへ

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結果的に、本予算も補正予算も多数により可決と相成りました。虚しさを感じる部分もありますが、現時点において為すべきことは全てやった上での結果ですので、結果は結果として受け止めたいと思います。
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ここの所、狙い撃ちのような仕打ちを受け続けていますが、
これからも是々非々を貫き通し、初心を忘れず活動して参ります。
4月から会派を含め報告活動を再開して参ります
