2009年02月23日

3月議会Coming Soon!

3月議会(平成21年第一回定例会)が2月26日(木)から開会します。今議会では、会派を代表して一般質問(代表質問)を行いますので、その準備に追われる日々です。

開会初日に行われる星野市長の「施政方針演説」が議会HPにアップされましたので、市民の皆さんに是非ご一読いただきたいと思います。

私自身の率直な感想としては、「自治や分権」という言葉がスッポリと抜け落ちた施政方針演説に拍子抜けといいますか、違和感を覚えています。


さて、今回の議会は異例続き、波乱含み?の議会となると予想されます。

3月議会は年度の予算を決める一年で最も重要な議会ですが、肝心要の予算書がまだ手元にありません。通常ですと、先週の19日の議会運営委員会の日に提出予定議案と共に、2センチ3センチ位の予算書と主な事業について予算説明書が配本されるのですが、市の予算編成の遅れと国の予算措置の遅れ?も手伝い、印刷が間に合っていません。

開会日に配本されるとの説明を事前に受けてはいるものの、この一週間のタイムラグは小さな影響ではないと感じています。現実的に、一週間の準備期間がなくなったわけでこの間、細かいヒアリングや調査が出来ないのです。これでどこまで責任を持って予算の議決が出来るのか?正直、疑問と戸惑いを感じています。

議会は出てきた議案や予算を右から左に通す訳にはいきません。今まで余り意識されてこなかった重要な問題点ですが、議決した責任を厳しく問われる存在なのです。


また、上程議案の中には賛否の分かれる議案が組み込まれましたし、私が前議会において意見書の提出を行った「定額給付金」が、国の再議決(輿論に反する3分の2の強行採決)が行われると、即「第五次補正予算」として諮られ、翌日「採決」という横暴な日程が組まれるようです。

政府与党が声高に叫んでいる「自治だとか、分権だとか」は上っ面の言葉(方便)であって、我々国民は幻想空間で踊らされていることを(図らずや?)如実に示す格好の材料と成ることでしょう。

早晩やってくる選挙を意識して、今更ながら「反対だ」といい、「欠席」することで明確な判断を避け、責任を回避する「御身第一・保身丸出しの国会議員」を引き続き選ぶのか、落とすのか。

その選択の責任は偏に有権者の皆さんの問題となります。

私は、自治体議員としての職責と市民の皆さんの意見と今後のあるべき国づくり(あるべき社会、あるべき政治)を十分に踏まえ、毅然と対処して行きたいと思っています。
posted by 久野晋作 at 11:59| 千葉 ☔| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする