2008年10月02日

闇の真相知って納得。

今朝は湖北駅北口にて駅頭報告を行い、その後、午前中は決算審査前の会派打合わせ、2時過ぎから環境生活常任委員会の勉強会(@工業系土地利用の報告書の説明A農産物直売所の経営状況の報告)に参加しました。

■隠れた(隠されている)ニュース
さて、米国議会の金融安定化法案否決のニュースの影に隠れてなのか?あまり表立ったニュースになっていませんでしたが、汚染米に絡む「闇」の一端を東京新聞(中日新聞)が報道しています。やっぱりそうか…ちっ(怒った顔)というのが率直な感想です。

MA米管理の機関・業者 農水OB30人天下り
2008年10月1日 07時06分

 汚染された事故米の不正転売問題に関し、背景にあるミニマムアクセス(最低輸入量、MA)米を扱う公益法人や、政府から米の保管業務を受託した民間の倉庫会社などに、農林水産省OB三十人が天下りしていたことが三十日、本紙の調べで分かった。汚染米の食用流通を見逃した同省のずさんな管理も問われるが、なれ合いのネットワークが民間にも広がっていることが浮き彫りになった。

 同省の現役とOBでつくる親睦(しんぼく)組織の内部資料によると、二〇〇六年十一月の時点で、汚染米の大半を占めるMA米の検査や保管にかかわる公益法人などに十五人、倉庫や運送業に十五人の計三十人が天下りしていた。

 政府は、百万トンをはるかに超えるMA米の在庫を抱え、政府倉庫ではとても足りないため、数多くの民間の倉庫会社に保管を委託、年間百数十億円にのぼる保管料は税金でまかなわれている。

 全国約五百六十の倉庫会社が加盟する社団法人「全国食糧保管協会」(東京)はすべての常勤理事が農水OBで、神奈川や愛知、富山の地区協会にもOBがいた。

 また、MA米などの保管を請け負ったことのある倉庫会社にも、旧食糧庁の保管技術指導官や旧食糧事務所長ら十五人が役員などの形で在籍。倉庫会社のほとんどは保管協会に加盟し、各社がMA米の保管事業を落札した後、協会が委託を受ける形で農水省と契約を交わしている。

(東京新聞)http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008100190070625.html


契約の相手は「先輩」…天下りの構図が明確に。

腐りきった「機構」は根元から断たないといけません。
天下りの必要性を認める理由が私には良く判りません。

結局、被害を被り負担を求められるのは我々国民です。
posted by 久野晋作 at 22:35| 千葉 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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