2008年09月25日

シリーズ21始めました

昨日より駅頭報告を始めました。

A4という限られた紙面の中での報告となるため、毎回編集には頭を悩ませますが、今回のリポートではテーマを「駅」に絞って特集記事を組んでいます。これから大幅な改修を予定している我孫子駅と、バリアフリー化の最後の対象駅となった新木駅について取り上げています。総選挙までの間隙を縫っての駅頭活動となりますが、今回のシリーズもどうぞよろしくお願い致します。

■事故米の影響は我孫子市にも…。
事故米の問題は大きな波紋を呼んでいますが、我孫子市にもその影響があったことが判明いたしました。

「市立小・中学校、市立保育園、あらき園、障害者福祉センターおよびこども発達センターで使用している米は、全て国内産であり事故米の混入はなかった」ようですが、「カビが付着した事故米」から作られた「米でん粉」が微量ながら混入した【手作り厚焼き玉子】が、昨年、我孫子第一小、我孫子第四小および高野山小の給食で1回から2回使用されたことが9/20に判明したとの報告が、全保護者ならびに議員のもとに配布されました。

現状、健康被害の報告はないとのことですが、親御さんでなくても「本当に大丈夫なのか?」と正直心配になります。また、様々な場所で食事をする私たちは「一体何を食べさせられているのか判ったものではない」と不安を感じてしまいます。

この不正の闇や真相の究明と、根絶の為の予防措置(「食糧問題」への抜本的な対策)が待たれる所ですが、そんな最中に、誰の為だか良く判らない理由で、しかも、11月の連休の中日に総選挙を行うとの情報が乱れ飛んでいます。「どこまで徹底的にやれるのか?やる気があるのか?」かなり疑問が残ります。

行政機構の末端に至るまで、本氣で政治のコントロール(統治)を及ぼさなければ、類似する問題が次から次へと起こってくることは間違いないでしょう(実際、既にそのボロがそこかしこに噴出しています)。

今回の総選挙では、政治の意思決定を可能にする政策・政党構造をお任せ・白紙委任ではなく、選挙で有権者が決めるということが問われています。

政治の主導性を発揮する、言い換えれば「官僚が作った答弁書を丸読みするとか、法律案を精査もせずに上程・可決するのではなく、制度設計から運用の細部まで執行過程を検証できる」議員(またはチーム)を意識的に送り出すと同時に、どういう国会議員はお役御免なのか?退場を願うのかの判断基準も問われています。


総選挙用の顔の挿げ替えや組閣情報など、毎日垂れ流される表層的な情報からではなく、我々主権者がこうした独自の判断基準をもって選挙に臨むと政治に緊張感が走ってきます。動くのも、決めるのも、結果責任を負わされるのも私たち主権者です。
posted by 久野晋作 at 17:59| 千葉 ☁| ◆駅頭報告◆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする