2008年09月18日

補正予算審査特別委員会

本日は補正予算特別委員会が開催されました。3月の予算審査に続いて、会派を代表して審査に臨みましたが、予定していた質問は無事消化できました。

今回の補正予算は「安全安心」に関わる事業がメインでしたが、
・救急センターの施設整備に関する負担金(補助金)
・手賀沼沿い斜面林保全事業
・小中学校屋内運動場(体育館)耐震診断事業(5校分)
について質問させていただきました。

担当課としてやりたい事業・やらなくてはいけないと考えている事業(市民から求められている事業)であっても、財政的・体制的な問題から全ては出来ません。本予算の時と同様、予算委員からは、その点を踏まえて質問が繰出されていたように思います。

そのような前提条件(厳然たる真実)を踏まえずに、単なる「予算要望」や「ねじ込み」的な質問を展開していると、「何を言っているんだ。どこにそんな金があるのか?」と、場の空気が変わっていくのが判ります。

今回は補正予算の審査ですが、実質的な来年度予算編成は9月から始まっています。【無い袖は触れない】以上、「何をあきらめ、何に特化していくのか?」という考え方が大前提となってきます。

もちろん、減らすことだけを前提として考えていくと、どんどん縮こまって行きますので、「歳入」を増やすという観点は外せません。とはいえ…。歳入を増やすには相応の仕込みと期間が必要ですから、それを当てにして事業計画を組む事は絶対に出来ません。

広く薄く予算配分をしていると、効果的な事業は組めず、市民満足度(納得度)も殆ど得られる事はありません。本当に厳しい状況を目の前にしていますが、これからの事業のあり方・考え方について根本的に見直す必要があると改めて感じています。
posted by 久野晋作 at 23:58| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする