今週から「朝の駅頭⇒夕方のポスティング」を行っていますが、ルーチンで行っている中にも様々気付きがあります。中でも、ポスティングをしていて感じるのは、空き家が増えていることです。新たなリポートを配布すると、地域で一軒は新たな空き家に遭遇します。
また、夏休みになっているにも拘らず、外で遊んでいる子どもを「あまり」見かけません。あまりの暑さに外出を控えているのかもしれませんが、静かな夏休みの路地は「雰囲気」が出ないものです。
我孫子市は人口のピークを迎えたわけではありませんが、微増状態が続いているという状況です(現在、人口は約13万6千人です)。これは我孫子駅北口を中心とするマンション群への人口の流入が主な要因であり、局所的にみれば(特に昭和40年代後半に造成された「新興住宅地」の)人口は確実に減っています。
少子高齢化と一口に言っても、「率」だけではその影響を測ることは出来ません。
実数値に落として初めて具体的な影響が判ってきます。
働く世代の減少は即「税収減」となり、住宅都市である我孫子市においては非常に大きな問題ですし、高齢化の進展は扶助費の増加要因となります。少子化は我孫子市を支える予備軍が如何に少ないかという現実を表しています。「答えは現場にある」といいますが、現場を歩いてみて判ることの多さを改めて感じます。