明日から後半戦になります。
周りを見れるゆとりが出て来たこと。そして、自分の置かれた「役周り&状況」によって、いろいろなことに気付いた一日となりました。
ひとことで強引にまとめれば、
「ボランティアも十人十色であり、被災者の方もそうである」
ということ。
今しがた仕事を終え、例によって車中にて、メールを打ち込んでいるのですが、本日、夜になりワンボックスで活動スタッフ前に来るまで横付けして到着したグループが、すぐ側で、周りを気にする事なく、大声で酒盛りをしています。
テントサイトの目と鼻の先には住宅があります。
明日に備えて、他のボランティアが寝ています。
一体、彼等は何をしに来たのでしょうか?
理解に苦しみます。
お酒を飲むことは否定しません。
しかし、場と時間を弁えるべきであることは言うまでもありません。
次に、被災者ニーズでは「これはどうなの?」という案件が、たまたまなのか、私の所に舞い込み、右往左往していました。
災害救援物資の恒常的な支給が、民業圧迫に繋がるという話を聞くことがあります。
舞い込んだ案件の中には、個別具体的過ぎて、とても対応出来ないものが含まれていたのです。基本的にボランティアは、被災者のニーズを充足しようとシャカリキになりますし、その心意気で現地に入ります。
しかし、そうは言えども、常識的に対応できない類のものがあります。
災害ボランティアセンターは玉手箱でも、何でも出てくるドラえもんのポケットでもありません。
まだまだ、復旧ただ中ですが、「ボランティアとして対応できる事。出来ない事」の明確な線引きや指針を持つことが必要な時期なのではないか?と感じました。