2020年07月25日

新型コロナウイルス感染症感染者の発生と学校開放施設の利用中止決定について

昨日、千葉県が新型コロナウイルス感染症感染者の発生について報道発表を行い、我孫子市内居住者の方が感染例として確認されました。

【患者の発生状況】 ・NO1240
年代:40代
性別:男性
職業:会社員
推定感染経路:不明
発症日:7月20日
検査確定日:7月23日
発症2日前からの行動歴:自宅、医療機関

千葉県新型コロナウイルス発生について(報道資料令和2年7月24日).pdf


▼学校開放施設(体育館・武道場)は、8月31日まで利用中止に
この報道に前後して、我孫子市教育委員会から、学校開放利用団体向けに以下の通知が配信されました。

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今回の感染者の方が、学校施設を利用されていたことが判明したことから、6月20日(土)から利用を再開していた学校開放施設のうち、体育館および武道場の利用を8月31日まで中止とする旨の連絡が、学校開放利用団体あてに急遽配信(一部・電話連絡)されたとの報告を受けました。

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市長名での報告によると、該当する学校施設に関しては、松戸保健所の指導により消毒を行ったとのことですが、その後の報告は現段階において受けておりません。感染拡大につながらないことを心から願うばかりです。


▼新木小PTAとしての対応
今年度、新木小学校PTAとしては、児童・教職員・各家庭の皆様の健康と命を最優先させることを基本指針として、年間の活動に臨んでいます。

学校では先生方が神経をすり減らし児童の指導、および連日にわたり放課後の消毒作業に当たって下さっており、疲弊もいとわず私達の大切な子供達を守って下さっています。その努力を無駄にしないため、湖北中学校区の三校では、PTAが支援するバレーボール部とインディアカ部の練習再開について、当面の間、自粛していただきたい旨のお願いをさせていただきました。

今年度の部活動においては、部員(保護者)と家庭の健康を最優先に考え、8月31日まで練習再開の自粛をお願いし、「感染状況が好転していれば、7月下旬頃に再開できるか検討する」とし、執行役員(総務会)として引継ぎを受け、この間、部活との協議を行ってきましたが、今回の学校開放施設利用者から感染者が発生したことで、結果的に、8月31日まで利用中止となりました。

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災厄に必ず打ち克つ🔥
7月に入り、感染状況は拡大の様相をみせており、県内においても、家庭内感染由来とみられる学校現場での感染も報告されているところです。我孫子市内においても、非常に身近なところで感染者の報告が発出されています(県内高校および高齢者利用施設など)。

一学期も来週31日までとなり、8月1日から20日まで夏季休業期間に入りますが、感染者の拡大状況に拍車がかかっている状況であり、まったく油断はできない状況にあると受け止めています。

経済活動を止めることは困難であるため、感染機会を完全にシャットアウトすることは出来ませんが、一人一人に出来る最大限の感染防止策の徹底と、感染拡大につながるリスクを極力減らしていくためには、市民・県民・国民の皆さんの理解と協力が一層必要です。

我慢を強いられる期間は長くなって居ますが、力を合わせ、心を重ね、この災厄に打ち克って行きましょう!


posted by 久野晋作 at 17:23| 千葉 ☔| 感染症対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする