2018年09月30日

🔥NO JC, NO LIFE !

本日は一般社団法人 我孫子青年会議所の35周年記念式典ならびに祝賀会に参列いたしました。

久しぶりの青年会議所活動。

後輩たち、共に汗して活動したメンバー達が創立35周年を迎え、様々な苦労や悩み、葛藤があった中で、様々な展望や希望、想いを抱いて開催した記念式典。完全卒業後に初めて迎える記念式典ということもあり、とても感慨深いものがあり、様々な想いを持って臨みました。

0F73751F-7D2B-437C-BF3B-2F86173E0E99.jpg

鈴木信人理事長をはじめ、メンバーの皆さん。本当にお疲れ様でした。

時代を担い、これからの我孫子青年会議所の歴史をつくっていくのは他でもない皆さんです。

大いに意気に感じ、
大いに頑張ってください!

県内で最後に誕生した我孫子青年会議所。

私はご縁をいただき最終年度に第29代理事長を拝命させていただきましたが、在籍した期間は短期間ながら、数多くの学びと出会いに恵まれ、己の未熟さと責務を痛感させられました。

式典終了後、先輩後輩諸兄の力強い誘いをいただき、ときは違えど縁あって同じ船に集った同志として二次会、三次会と苦労話や今だから話せるオフレコの話…など多々交えつつ楽しい楽しいひと時を過ごさせていただきました。

細かいこと世知辛いことは抜きにして。
明日をどうするか、己はどうするのか?

まさに、明るい豊かな地域社会を形作る一員としての心意気と本気を再確認する場となりました😊

NO JC, NO LIFE !

JC最高🙌

7AE0DD8F-78D0-4C1C-BAA8-782EA5C28E1B.jpg
posted by 久野晋作 at 23:12| 千葉 ☔| 我孫子JC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月29日

9月議会最終日の討論について

おはようございます。我孫子市議会議員の久野晋作です。

昨日、「平成29年度我孫子市一般会計歳入歳出決算の認定」の議案に反対した旨をご報告いたしましたが、討論の模様につきましては昨日の午後3時過ぎあたりから、我孫子市議会インターネット中継(録画)にて視聴できるよう、議会事務局のみなさんが「速報版」としてアップロードしてくださいましたので、ご視聴いただければ幸いです。

平成30年第3回定例会 ー 09月27日 最終日(委員長報告→討論→採決)
我孫子市議会インターネット中継(録画)

*開始12分過ぎから「討論」に入ります。





本会議において行った反対討論の原稿は、以下のとおりです。
(直前まで筆入れをしているため、実際の討論内容と若干異なる部分もありますが、ご容赦ください)

Nextあびこの久野晋作です。

会派を代表し、議案第13号「平成29年度我孫子市一般会計歳入歳出決算の認定」に反対の立場で討論いたします。

はじめに、平成29年度決算審査にあたり、平成29年3月に行われた予算審査の場において、指摘した事項、要望した事項等について、各種事業の執行において、どのように反映されていたか、
○予算が正しく、効果的・効率的に執行されたか否か?
○そして、目途とする成果を導き出せたか否か?
○予算執行にあたって、新たな課題は生まれたか否か?
という視点から審査に臨みました。

大方の事業において、指摘事項・要望事項にしっかりと応えて下さったこと、大小問わず一定の成果を上げていることを確認することが出来ました。これらの点につきまして、改めて感謝申し上げる次第です。


それでは、決算の認定に反対するに至った理由について申し述べます。

私どもの会派は、平成29年度一般会計予算案に対し、特に二つの事業について大きな問題意識をもち
反対する決断を下しました。

一点目は、「手賀沼親水広場管理運営委託料」について。
予算額は4,717万5千円、決算額は4,714万9千円です。

手賀沼親水広場管理運営事業は、現在の受託事業者が提案型公共サービス民営化制度を活用し、平成28年に提案を行い採択されたものです。

当該施設である「水の館」は、平成28年度に本市が県から移譲を受けた施設ですが、移譲の移行期であったことなどから、提案された内容において経費の面で比較衡量することが困難であったこと、かつ大きなコストメリットは感じられなかったこと、また、独自性とされたプラネタリウムの管理運営業務は全体の委託料からすると限られた部分に留まるものの、これらをもって事業者が選定されたことなどに対し問題意識を持ち、予算に反対する大きな理由の一つと考えました。

決算審査において、これらの事項について質疑を重ね、当局に改めて説明を求めましたが、当該事業にかかる予算執行につき「是」と判断し得るだけの明快な説明および資料提示をいただくことは出来ませんでした。

水の館を含む・すべての水環境保全啓発施設の管理運営業務委託については、施設の移行期でもあったことから、やはり、当初から予定していたプロポーザル方式により、複数の事業者から各種の提案を受けた上で、最も適切な想像力、技術力、経験などをもつ事業者を総合的に判断し、委託業者を選定すべきだったと考えるものです。

二点目の事業は、「工業振興事務運営費(うち産業拠点検討調査業務委託料)」。予算額は600万円、決算額は540万円です。

星野市長の就任以来、工業系土地利用の適地検討および企業誘致、企業立地、住工混在の解消等に係る調査研究・委託事業が3つ行われてきました。

@ 初めは、平成20年度の工業系土地利用調査研究業務委託料:457万8千円
A 次に、平成24年度の「企業立地方針」策定の基礎資料として行った企業意向調査委託料:159万6千円
B 三番目は、平成25年度の工場集団化事業基本調査業務委託料:690万9千円です。

以上3つの調査に合計1,308万3,000円の経費が投じられましたが、結果として、これらの調査結果に基づいて具体的に事業化されたもの、言い換えれば、工業系土地利用の適地検討および企業誘致、企業立地、住工混在の解消に繋がった具体的な成果はありません。

その上で提案されたのが、平成29年度予算案で提案された
「産業拠点検討調査」にかかる業務委託料:600万円でした。

決算額は540万円でしたので、関連する4つの調査費用を合計すると1,848万3千円になりますが、この金額は人件費を除いた額になりますので、相当の経費と労力が費やされてきたことが分かります。

私たちは、平成20年度から3度にわたり実施された調査研究業務に「屋上屋を重ねるようなものである」と指摘しましたが、予算を反対するに至ったもう一つの大きな理由の一つとしては予算編成過程における瑕疵がありました。

本市は、「限られた財源の中で市民の意見を踏まえて効果的なまちづくりを行うこと」を目的として、平成18年度予算にかかる編成から政策的経費に位置づけられる新規事業の採択に当たっては、その予算編成過程である予算要求および4回の査定状況をホームページ等で公開し、あわせてパブリックコメントも実施してきました。

予算編成過程を公開することは非常に画期的な取り組みであり、前市長の福嶋浩彦市長時代から導入され、現在も引き続き取り組んでくださっています。他の自治体で当然に行われているものではなく、我々は高く評価するものであります。

平成29年度予算に関して、当初、担当課である企業立地推進課が新規事業として事業採択を図っていたのは、事業名【住工混在の解消】であり、その概要は「住環境の改善を図るため、住工混在の解消へ向けて工業系の用地を整備し、企業の立地・集団化を推進する」ものでした。

平成29年1月25日の示達段階においても、当初の事業内容である【住工混在の解消】で事業採択されました。

しかしながら、実際に予算化された事業は「新たな企業が進出しやすい環境整備を推進するため」の「産業拠点検討調査業務委託」であり、「住工混在の解消」ではありませんでした。

事業の変更に伴う説明は、議会および市民に対して一切なかったのです。

「単に事業名が変わっただけではないか」と言う方もいましたし、今でもそのように考えている方もいらっしゃるようですが、それは違います。事業内容自体が変更されていたのです。

このことは、決して看過できることでは有りません。

私たちは、瑕疵のある過程を得て上程された事業を認めるわけには行かないと考え、予算案に反対する決断に至ったわけです。


さて、平成29年度に執行された「産業拠点検討調査」では、市内4箇所を調査対象地区として「産業系土地利用を目的とした基盤整備を行う際の条件整理や土地利用計画案の作成、概算事業費の算出」等が行われました。

しかし、どの場所においても課題が多く、現時点において存在していなければ、計画すらされてもいない新規のアクセス道路が必要十分条件であること、民間資本を活用すると言っても必要となる事業費用は決して小さくないこと、さらに当該調査の中で行われた企業へのヒアリング結果からも、その実現可能性が極めて低いことなどが明らかになりました。
合わせて各種委員会や本会議等における質疑、そして今回の決算審査を通じて、改めて明らかになった事として、

本市において「一定規模および相応の土地」を必要とする「新たな企業が進出しやすい土地基盤整備を含めた環境整備」を行う事は、長期的視点で見ても非常に困難であり、平成29年度予算編成の原点であった【住工混在の解消】が優先して取り組むべき課題であると言う結論でした。


この10年来、市がこだわって来た工業系の土地利用に適した「まとまった土地」が現実にない状況において、既存企業の誘致を狙うのは、大海原に小さな船を出し、専用の釣竿やルアー等の必要十分な整備もないまま「マグロの一本釣り」を狙うようなものです。

私たちの会派では、現時点において実現可能性が極めて低いことに労力を費やし、限られた財源を投じるのではなく、政策の方向性を切り替えるべきだと考えます。

先に述べたとおり、4度にわたる類似の調査に充てられた予算は、人件費を除いて1,848万3千円でしたが、同じ費用を投じていくのであれば、担当課の所管である「起業・創業」に力点を移し、老いも若きも、本市で起業・創業しようとする芽を「見出し、育て、力強く支援して行くこと」に焦点を当てて行くべきと私たちは考えます。

若い世代の定住人口の奪い合いと同様、企業の誘致合戦は、「奪い・奪われ」という、一方の利益が必ず他方の損失になる「ゼロサムゲーム」の世界であり、「win-win」の世界ではありません。その条件整備やインセンティブをつけるため、多くの費用を互いに投じて行く「叩き売り」や「消耗戦」の負の側面も少なくありません。

こうしたある種「展望のない戦局」に身を投じるのではなく、無から有を生み出す、または、潜在的な可能性を見出し、育て、応援すると言う「起業・創業」に力点を移す方が、本市の現状および都市的性格に見合った「無理がない適切な政策」であると共に、夢のある、ワクワクするような取り組みではないでしょうか。

「起業家創業家の物語も生まれるまち・あびこ」は、新たなまちの魅力になると私たちは考えます。


最後に、ますます厳しさを増して行く財政事業の中、「最小の経費で最大の効果を生み出す」観点、そして、「公正な競争のもとでの契約を実現する」観点から、入札のあり方等について質疑・提案を重ねました。

短期的な視点・すぐに着手し得る、実質的な収支を改善することに寄与する取り組みだと考えますので、可及的速やかに「入札制度の抜本的な見直し」を行っていただくことを強く要望し、以上、討論を終わります。
posted by 久野晋作 at 09:07| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月28日

平成30年9月議会閉会(平成29年度一般会計決算の認定に反対しました)

こんにちは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

昨日をもちまして我孫子市議会・平成30年第3回定例会(9月議会)が閉会いたしました。

最終日に行われた採決結果は以下のとおりです。
3009-1.jpg3009-2.jpg
平成30年第3回定例会採決結果一覧pdf

私は今週25日、26日の両日、平成29年度我孫子市一般会計歳入歳出決算の審査を行う決算審査特別委員会に会派を代表して臨むため、夏場から今月末にかけて、過去の議事録(各常任委員会・予算委員会、本会議等の審査内容)や各種資料にあたり調査研究を行い、約14時間の審査を行いました。

予算執行内容、当局の答弁、審査の内容等、様々な状況を踏まえ、当該決算の認定につきましては「反対」いたしました。

昨日の本会議において、反対討論を行いましたので、以下、原稿を記載させていただきます。
(直前まで筆入れをしているため、実際の討論内容と若干異なる部分もありますが、ご容赦ください)

Nextあびこの久野晋作です。

会派を代表し、議案第13号「平成29年度我孫子市一般会計歳入歳出決算の認定」に反対の立場で討論いたします。

はじめに、平成29年度決算審査にあたり、平成29年3月に行われた予算審査の場において、指摘した事項、要望した事項等について、各種事業の執行において、どのように反映されていたか、
○予算が正しく、効果的・効率的に執行されたか否か?
○そして、目途とする成果を導き出せたか否か?
○予算執行にあたって、新たな課題は生まれたか否か?
という視点から審査に臨みました。

大方の事業において、指摘事項・要望事項にしっかりと応えて下さったこと、大小問わず一定の成果を上げていることを確認することが出来ました。これらの点につきまして、改めて感謝申し上げる次第です。


それでは、決算の認定に反対するに至った理由について申し述べます。

私どもの会派は、平成29年度一般会計予算案に対し、特に二つの事業について大きな問題意識をもち
反対する決断を下しました。

一点目は、「手賀沼親水広場管理運営委託料」について。
予算額は4,717万5千円、決算額は4,714万9千円です。

手賀沼親水広場管理運営事業は、現在の受託事業者が提案型公共サービス民営化制度を活用し、平成28年に提案を行い採択されたものです。

当該施設である「水の館」は、平成28年度に本市が県から移譲を受けた施設ですが、移譲の移行期であったことなどから、提案された内容において経費の面で比較衡量することが困難であったこと、かつ大きなコストメリットは感じられなかったこと、また、独自性とされたプラネタリウムの管理運営業務は全体の委託料からすると限られた部分に留まるものの、これらをもって事業者が選定されたことなどに対し問題意識を持ち、予算に反対する大きな理由の一つと考えました。

決算審査において、これらの事項について質疑を重ね、当局に改めて説明を求めましたが、当該事業にかかる予算執行につき「是」と判断し得るだけの明快な説明および資料提示をいただくことは出来ませんでした。

水の館を含む・すべての水環境保全啓発施設の管理運営業務委託については、施設の移行期でもあったことから、やはり、当初から予定していたプロポーザル方式により、複数の事業者から各種の提案を受けた上で、最も適切な想像力、技術力、経験などをもつ事業者を総合的に判断し、委託業者を選定すべきだったと考えるものです。

二点目の事業は、「工業振興事務運営費(うち産業拠点検討調査業務委託料)」。予算額は600万円、決算額は540万円です。

星野市長の就任以来、工業系土地利用の適地検討および企業誘致、企業立地、住工混在の解消等に係る調査研究・委託事業が3つ行われてきました。

@ 初めは、平成20年度の工業系土地利用調査研究業務委託料:457万8千円
A 次に、平成24年度の「企業立地方針」策定の基礎資料として行った企業意向調査委託料:159万6千円
B 三番目は、平成25年度の工場集団化事業基本調査業務委託料:690万9千円です。

以上3つの調査に合計1,308万3,000円の経費が投じられましたが、結果として、これらの調査結果に基づいて具体的に事業化されたもの、言い換えれば、工業系土地利用の適地検討および企業誘致、企業立地、住工混在の解消に繋がった具体的な成果はありません。

その上で提案されたのが、平成29年度予算案で提案された
「産業拠点検討調査」にかかる業務委託料:600万円でした。

決算額は540万円でしたので、関連する4つの調査費用を合計すると1,848万3千円になりますが、この金額は人件費を除いた額になりますので、相当の経費と労力が費やされてきたことが分かります。

私たちは、平成20年度から3度にわたり実施された調査研究業務に「屋上屋を重ねるようなものである」と指摘しましたが、予算を反対するに至ったもう一つの大きな理由の一つとしては予算編成過程における瑕疵がありました。

本市は、「限られた財源の中で市民の意見を踏まえて効果的なまちづくりを行うこと」を目的として、平成18年度予算にかかる編成から政策的経費に位置づけられる新規事業の採択に当たっては、その予算編成過程である予算要求および4回の査定状況をホームページ等で公開し、あわせてパブリックコメントも実施してきました。

予算編成過程を公開することは非常に画期的な取り組みであり、前市長の福嶋浩彦市長時代から導入され、現在も引き続き取り組んでくださっています。他の自治体で当然に行われているものではなく、我々は高く評価するものであります。

平成29年度予算に関して、当初、担当課である企業立地推進課が新規事業として事業採択を図っていたのは、事業名【住工混在の解消】であり、その概要は「住環境の改善を図るため、住工混在の解消へ向けて工業系の用地を整備し、企業の立地・集団化を推進する」ものでした。

平成29年1月25日の示達段階においても、当初の事業内容である【住工混在の解消】で事業採択されました。

しかしながら、実際に予算化された事業は「新たな企業が進出しやすい環境整備を推進するため」の「産業拠点検討調査業務委託」であり、「住工混在の解消」ではありませんでした。

事業の変更に伴う説明は、議会および市民に対して一切なかったのです。

「単に事業名が変わっただけではないか」と言う方もいましたし、今でもそのように考えている方もいらっしゃるようですが、それは違います。事業内容自体が変更されていたのです。

このことは、決して看過できることでは有りません。

私たちは、瑕疵のある過程を得て上程された事業を認めるわけには行かないと考え、予算案に反対する決断に至ったわけです。


さて、平成29年度に執行された「産業拠点検討調査」では、市内4箇所を調査対象地区として「産業系土地利用を目的とした基盤整備を行う際の条件整理や土地利用計画案の作成、概算事業費の算出」等が行われました。

しかし、どの場所においても課題が多く、現時点において存在していなければ、計画すらされてもいない新規のアクセス道路が必要十分条件であること、民間資本を活用すると言っても必要となる事業費用は決して小さくないこと、さらに当該調査の中で行われた企業へのヒアリング結果からも、その実現可能性が極めて低いことなどが明らかになりました。
合わせて各種委員会や本会議等における質疑、そして今回の決算審査を通じて、改めて明らかになった事として、

本市において「一定規模および相応の土地」を必要とする「新たな企業が進出しやすい土地基盤整備を含めた環境整備」を行う事は、長期的視点で見ても非常に困難であり、平成29年度予算編成の原点であった【住工混在の解消】が優先して取り組むべき課題であると言う結論でした。


この10年来、市がこだわって来た工業系の土地利用に適した「まとまった土地」が現実にない状況において、既存企業の誘致を狙うのは、大海原に小さな船を出し、専用の釣竿やルアー等の必要十分な整備もないまま「マグロの一本釣り」を狙うようなものです。

私たちの会派では、現時点において実現可能性が極めて低いことに労力を費やし、限られた財源を投じるのではなく、政策の方向性を切り替えるべきだと考えます。

先に述べたとおり、4度にわたる類似の調査に充てられた予算は、人件費を除いて1,848万3千円でしたが、同じ費用を投じていくのであれば、担当課の所管である「起業・創業」に力点を移し、老いも若きも、本市で起業・創業しようとする芽を「見出し、育て、力強く支援して行くこと」に焦点を当てて行くべきと私たちは考えます。

若い世代の定住人口の奪い合いと同様、企業の誘致合戦は、「奪い・奪われ」という、一方の利益が必ず他方の損失になる「ゼロサムゲーム」の世界であり、「win-win」の世界ではありません。その条件整備やインセンティブをつけるため、多くの費用を互いに投じて行く「叩き売り」や「消耗戦」の負の側面も少なくありません。

こうしたある種「展望のない戦局」に身を投じるのではなく、無から有を生み出す、または、潜在的な可能性を見出し、育て、応援すると言う「起業・創業」に力点を移す方が、本市の現状および都市的性格に見合った「無理がない適切な政策」であると共に、夢のある、ワクワクするような取り組みではないでしょうか。

「起業家創業家の物語も生まれるまち・あびこ」は、新たなまちの魅力になると私たちは考えます。


最後に、ますます厳しさを増して行く財政事業の中、「最小の経費で最大の効果を生み出す」観点、そして、「公正な競争のもとでの契約を実現する」観点から、入札のあり方等について質疑・提案を重ねました。

短期的な視点・すぐに着手し得る、実質的な収支を改善することに寄与する取り組みだと考えますので、可及的速やかに「入札制度の抜本的な見直し」を行っていただくことを強く要望し、以上、討論を終わります。


8237881F-D17D-4F6C-8838-D98834747B5D.jpg

この討論の内容につきましては、後刻、我孫子市議会インターネット録画中継でもご視聴いただくことができます。

公開後、改めてご案内させていただきますので、合わせてご確認いただければ幸いです。

長いご報告になりましたが、最後までお読みいただき感謝申し上げます。

久野晋作 拝

posted by 久野晋作 at 12:00| 千葉 🌁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月18日

平成30年9月議会における総務企画常任委員会の審査内容について

こんばんは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

先週金曜日(9/14)の総務企画常任委員会における審査内容および審査結果につきましてご報告いたします。


今議会、所属する総務企画常任委員会に付託された議案は、下記の議案一件です。

(議案第5号)我孫子市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
※クリックするとpdfデータが開きます。

今回の議案は、防火対象物の利用者の安全性判断に資するため、消防用設備等に法令違反がある場合に違反内容等を公表する制度を新設するため提案されたものです。

消防法令の規定で消防機関が命令を行った場合、違反対象物への命令内容の公示が義務付けられて居ますが、命令の公示まで数次の手続きを経なければならないため、公示に至るまでの間、建物の危険性に関する情報が利用者に提供されません。

そこで、消防法令に関する重大な違反のある防火対象物の情報を各消防本部のホームページで公開することにより、利用者自らがその建物の利用について判断できるようにするため、各自治体の条例改正により違反対象物の公表制度を実施することにしたものです。

建物に義務付けられている消防用設備

・消火設備
・警報設備
・避難設備

平成25年12月10日の消防庁次長通知に基づき、政令指定都市から実施されており、政令指定都市の消防本部の状況を踏まえつつ、各自治体の消防本部で実施が検討されてきました。

本市は、一年早めて実施することにしたものです。
(千葉県内の実施状況はこちら


質疑においては、実施時期(条例施行期日)について、告知・周知方法について、市内の防火対象物における状況等について質問(確認)しました。

消防法令に関する重大な違反のある防火対象物は本市にはないことを確認し、ホッと一安心でしたが、安全安心の確立には当事者の意識と行動に全てがかかって居ます。条例の制定や改正で安全安心が確立されるわけではありません。

空気が乾燥し、火災が発生しやすい時期にも入って行きます。

一人一人が細心の注意を払って臨んで行きましょう!


▼下記は現在各地に配布している活動報告(市政リポート)第45号の一部です。ご家庭から始まる火災予防。抜き打ち検査ですが、7割のご家庭にしか設置されていません。ぜひご確認ください!

C52772D3-0CF2-4568-A41D-8100230D67CD.jpg
posted by 久野晋作 at 18:32| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月16日

実りの秋、収穫の秋🌾、ポスティングの秋📭🏃‍♂️💨

こんばんは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

夏の酷暑もうそのように、すっかり秋めいて来ましたね🍂

夜はカエルの大合唱🐸だった裏の田んぼは稲刈りに。変わって鈴虫が鳴き、とても過ごし易い夜に🎑
54BBB238-DDCF-4290-BEE4-49DA55EAFB13.jpg


日中、生命の危険を時折感じながら実施していたポスティングも、安心して出来る気候になりました🙌

さて、本日午後は、中峠台地区を回らせていただきました📭🏃‍♂️💨

373A9CFF-92D3-4DC4-889E-DB2C960C9E42.jpg

勝手知ったる地域ですが、一軒一軒回らせていただくことで、お庭先や道端でのちょっとしたご挨拶や会話をさせていただいたり、「様々な変化」を直に感じることが出来るのがポスティングの醍醐味でもあります😊

↓本日のiPhoneヘルスケアデータ❤️
1ACE99E0-525E-427D-A705-598C47AC87A7.jpg


「実りの秋」に🌾🍠🌰期待です

※食が進むため気をつけねば…💦



以下、備忘録として。

先週日曜日の記録
37D0F5C3-24C7-421E-8D98-214116B2FF93.jpg


▼先々週のとある日の記録…。


7A72A9B9-FC94-413D-9BC1-987B0FFE4E87.jpg

夜遅くまでかかってしまったのですが、この日は、さすがにやり過ぎました…😅

学生時分にテニスを本格的にやったことから膝に故障を抱えており、ガッチリとサポーターを巻いて行っていることが多いのですが、翌日大変でした💦

何事も計画的に、そして程々に…ですね😅


★追晋★
ポスティング、手伝ってもいいよ〜
という方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけると本当に助かります😊。

一時間で150部~200部が目安ですが、ポストからポストへとテンポ良くグングン歩けるので、運動不足の解消にもってこい!です

上記に添付した歩数データは、あくまで私のものですので、このレベルでお願いする訳ではありません💦

印刷した活動報告が山積みになっていることもあるのですが😅、私は「まとまった時間に一息に回る」ことを常としており、500〜1000件程度を回っている関係でこの歩数となります。

ですので、どうぞご安心ください

出来るときに、出来るだけ

お住まいの町内(1丁目なら1丁目のみ)だけでも本当に助かります。
ご自宅周りの100件でも、50件でも本当に助かります🙏

効率よく回ることが出来るように編集した地図データも一緒にお渡ししますので、ご安心ください😊

現在、我孫子市内の世帯数は「約5万9千世帯」です。

「ポスティングお断り」とポストに貼られている方がいらっしゃることや、マンションなど集合住宅ではポスティング(投函)自体が管理組合の規定(協議)で禁止されていることもあり、残念ながら全てのお宅に市政報告をお届けすることは叶いませんが、市政・県政・国政の課題、それらに対する久野晋作の主張や、日頃の活動などを広く知っていただく為に、ご協力いただけると本当に有難いです。

ご連絡、心よりお待ちして居ます! →こちらからご連絡お願いいたします
posted by 久野晋作 at 21:59| 千葉 ☀| ポスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月14日

県道我孫子 利根線の危険箇所について

本日は、所属する我孫子市議会・総務企画常任委員会の審査に臨みました。

審査事項につきましては改めてご報告いたします。

県道我孫子 利根線(利根水郷ライン)側道からの合流地点(我孫子市終末処理センターそば・新木野団地入口)に、工事予告看板が設置されましたが、本線合流時の視界を妨げており大変危険な状況につき、県道を管理する柏土木事務所に是正を求めました。

是非されるまでの間、どうぞご注意下さい。

44AA9CD8-0798-452F-88F8-0AD4F972DFC6.jpg

▼県道に設置されていた為、千葉県柏土木事務所に問い合わせしましたが、先ほど県の担当の方から「国道6号線の工事につき、所管は国の出先機関ですが対応します」との連絡をいただきました。

明日から連休に入りますが、工事施工者は柏市内の業者さんだと思われますので、可及的速やかな対応を期待し望みます。

どうか事故が起こりませんように🙏

BD847076-1B24-454D-8A12-4A9670037CE2.jpg
posted by 久野晋作 at 18:52| 千葉 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月09日

豊葦原の瑞穂の国🌾

豊葦原の瑞穂の国🌾

黄金色の稲穂。

日本を称える言葉として知られて居ますが
本当に美しい風景です。


自宅裏の田んぼでは
週末から刈り取りに入りました

秋ですね🌰



35AB0462-10BD-4453-BBD1-990FC7FD7B94.jpg


本日午前中もポスティング(市政リポートの配布)を行いましたが、夏の終わりを感じさせない強い日差しにキッチリとやられました💦

週明けから本会議における一般質問が始まります。
posted by 久野晋作 at 19:59| 千葉 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月08日

駅頭シリーズvol.45。まもなく完投します。

こんばんは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

8月8日に発行し、市内各駅頭(南北口)にて配布させていただいている活動報告(市政リポート)第45号ですが、先週成田線各駅での配布を終え、今週末に天王台駅南北口での配布を終了しました。駅頭におきまして、温かいお声げくださった皆さん、ならびにご理解くださった皆さんに深く感謝申し上げます。

週明けも、天気予報とニラメッコしながらとなりますが、我孫子駅にて配布させていただく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。


7月上旬、西日本各地を襲った「西日本豪雨」は甚大な被害をもたらしました。

さらに、今月は台風21号および北海道にて最大震度7を記録した地震が発生し、甚大な被害が発生して居ます。

亡くなられた方々にお悔やみを申し上げますと共に、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

◆我孫子市における「各種義援金についての窓口は」はこちらをご覧ください。
◆我孫子市議会では熊本地震の際と同様、議員一人1万円と議員団費6万円の合計30万円を義援金として送らせていただきましたが、各地の復興を心から祈念申し上げる次第です。


平成は、阪神淡路大震災、新潟中越沖地震、東日本大震災等、大規模自然災害に見舞われた治世でもありました。

想定を遥かに超える自然の猛威に驚きと恐怖を禁じ得ませんが、ところ違えども、今回の災害も含め「我が事」として考えなければならない事案だと思います。そこで、今回のリポートでは、安全安心に係る事項に焦点を当てご報告しています。

そして、駅頭での配布とあわせて市内各地にポスティングして居ます。猛暑の中でのリポートの配布は時に生命の危険を感じることもありましたが、一軒一軒、回らせていただき、新木地区と布佐駅北側エリアの配布を終えることができました。万単位で印刷した関係と、議会開催月に入ったことから、なかなか配布の消化が進みませんが💦、ご一読いただければ幸いです。

★追晋★
ポスティング、手伝ってもいいよ〜という方がいらっしゃいましたらご連絡いただけると本当に助かります😊。ご連絡、心よりお待ちして居ます! →こちらからご連絡お願いいたします





▼駅頭シリーズvol.45。備忘録
8/10(金)新木駅北口
8/20(月)新木駅南口
8/21(火)湖北駅北口
8/22(水)湖北駅南口
8/23(月)布佐駅東口
8/27(月)布佐駅南口
8/30(木)東我孫子駅
8/31(金)天王台駅北口
9/6(木)天王台駅南口
9/7(金)天王台駅南口
posted by 久野晋作 at 20:07| 千葉 ☀| ◆駅頭報告◆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月04日

「明日の天気は変えられない。でも、明日の政治は変えられる」〜平成30年9月議会の開会にあたって〜

こんにちは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

非常に強い勢力を伴った台風21号の影響も相まって、週明けの天候は非常に不安定な状況です。

西日本各地からの報道を見るに、勢力の強い台風に対し、各自治体ともに慎重な対応で臨んでいることがよく伝わってきます。
甚大が被害が起こらない事を心から祈念する次第です。


★駅頭活動とお天気
駅頭活動では「リポートの配布」を中心としている関係で、必然的にお天気に左右されます。

日中、就寝前、起床後…と、適宜天気予報とにらめっこしながら実施の如何を検討していますが、昨日・今日と予定していた駅頭活動は天候不順により見送り、天気の回復が予想されている明後日以降に持ち越しすることに致しました。

今回配布している活動報告第45号は、8月8日付で発行していることから、駅頭における配布に関しては1ヶ月以内となる今週中(9/7まで)に全て終了させたいと考えていたのですが、お天気には勝てません😅


★天気といえば…

明日の天気は変えられない。
でも、明日の政治は変えられる。

このフレーズを思い出します。

初めて政治の道に志を立てた時、この言葉を知りおよび、「そうだ!まさにこれだ!」と感じました。

浅学非才、微力ながらではありますが、現在もなお、この志を忘れず活動しています。


★少し気が早いですが、決算審査(9/25.26)に臨むにあたって
さて、昨日、平成30年第3回定例会(9月議会)が開会されました。

会期は今月27日(木)までの25日間です。

ご報告のとおり、今議会においては平成29年度の決算審査も含まれており、会派を代表して審査に臨むことに決定しました。

対象となる予算につきましては、予算審査特別委員として臨んでいることもありますので、当時の質疑を振り返りつつ、
○予算が正しく、効果的・効率的に執行されたか否か?
○そして、目途とする成果を導き出せたか否か?
○予算執行にあたって、新たな課題は生まれたか否か?

などの視点から、審査に臨む所存です。


行政運営にかかる費用は全て市民のみなさんが納めていただいた税金であり、一部は後年度の負担によるものでもあります。

決算審査は軽視されがちですが、予算執行したら「はい、それまでよ」では決してなく、行政を監視チェックする責務が課せられた議会は「その効果検証」をキッチリと行わねばなりません。

その上で、初めて当年度予算の執行、そして、次年度予算編成に参考・反映させて行くべきものです。

星野市長の3期目の任期も最終年度となり、その意味でも効果検証が必要だと認識しています。

含めまして、ご注目いただければ幸いです。

43819C2B-F306-4D4E-B317-8EB29B4B080A.jpg


posted by 久野晋作 at 18:00| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月03日

本日から9月議会が開会します(追記:平成最後の夏の総括)

こんにちは、我孫子市議会議議員の久野晋作です。

タイトルのとおり、本日から9月27日まで我孫子市議会・平成30年第3回定例会(9月議会)が開会します。

私は会派を代表して決算審査に臨む予定で準備を進めています。

なお、会期日程については、こちらをご覧ください。


さて、当ブログでもご報告のとおり、この夏は活動の原点でもある「報告活動」に力点を置き、市内各地(現在のところ東部地区)および市内各駅(全駅・全箇所)にて活動リポートの配布を、猛暑の中、生命の危険を若干感じつつ…朝・昼・晩、可能な限り実施しました📭🏃‍♂️💨。

おかげさまで、マックロクロスケ状態…に「コンクリート焼け☀️」しています😊

Facebookに活動内容の一端を投稿していますので、下記に貼付させていただきます。
お目通しいただければ幸いです。






















special thanks to my son!
よく頑張ってくれたね😊

二人だけの一生の想い出だ👍
posted by 久野晋作 at 10:38| 千葉 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする