昨日、12月4日から開会した平成29年第4回定例会(12月議会)が閉会しました。
我孫子市議会では、急を要する案件を除いて提出された全ての案件は最終日の本会議で採決を行います。
昨日の採決結果は、提出された請願も含めて、久しぶりに全ての案件について全会一致で可決されました。
・採決結果は、こちらでご確認いただけます。
・なお、9月議会に提出された「移植ツーリズムを禁止する法律等の整備に関する意見書」提出を求める請願については、全会一致で継続審査とすることになりました。
我孫子市議会において、全ての案件で「全会一致」となることは、中々ありません。
各議員が、是々非々で臨んでいると言う証左とも言えますが、市長と議会の二元代表制を敷く地方自治体議会においては当然のことと言えると思います。
各地区や各級様々な信任と付託を得て議会に臨む議員で構成されている合議体である議会は、独任制である市長の追認機関ではないのです。
「全会一致」とは言え、仔細に至るまで諸手を挙げて賛成していると言うことでは決してなく、審査を通じて「各々改善を求める事項」などを指摘・提案しているところです。
予算の執行に当たっては、各委員の要望、提言等を十分に勘案し、経費の節減に努め、最少の経費で最大の効果を上げられるよう、委員長から(強く)申し入れておきます。
上記は、予算審査特別委員長の審査結了時の「口上」です。
市長以下執行部は、審査内容を十分斟酌して今後の行政運営・行政執行に当たっていただくことを強く望む次第です。