2017年12月11日

君子に九思あり…(君子たるものの「九つの心がけ」とは)

東郷平八郎元帥が、我孫子の先人・岡田武松博士に寄贈した書で、「近隣センターふさの風」に複製が展示されています。
孔子曰わく、君子に九思有り。
視るには明を思い、
聴くには聰を思い、
色には温を思い、
貌(かたち)には恭を思い、
言(ことば)には忠を思い、
事には敬を思い、
疑わしきには問を思い、
忿(いかり)には難を思い、
得るを見ては義を思う。

先生はおっしゃった。「君子には、九つの思い(自省すべき心がけ)がある」と。

物事を見るときには、明確に見分けること
話を聴くときは、しっかり聴き分けること
自分の表情は、穏やかであろうとすること
自分の姿勢は、慎み深くあろうとすること
自分の発言には、誠実であろうとすること
事を起こすに当たっては、慎重であること
疑わしいと感じた時は、遠慮なく問うこと
腹が立った時は、その後の事を考えること
上手い話は、筋が通っているか考えること

こんばんは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

本日から本会議場における一般質問(全て個人質問)が行われました。
→平成29年第4回定例会(12月議会)一般質問の日程と要項はこちらです。

午後のトップバッターで登壇した澤田敦士議員が、4年の議員任期の折り返しに当たる今議会質問の冒頭に、『論語』の李氏第16に記されている「君子に九思あり」を引き、身をただして後半任期に臨む決意表明をされました。

政治に身を置くものは、まさに「かくあるべし」であり、「かくあらねばならない」

胸に突き刺ささり、背筋がピーーーーーンと伸びる重い言葉です😅

新木小学校の体育館裏のイチョウです😊
posted by 久野晋作 at 22:57| 千葉 ☀| 先人の言霊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする