現行制度では「入学後の申請」による審査の後、7月支給となっているため、 新入学の準備に間に合うように支給時期について改善を求める請願が、平成29年第一回定例会に付され、全会一致で可決されました。
この間、可決された請願に対して、6月議会の経過報告において、
我孫子市就学援助要綱」を改正し、平成30年4月入学者から、「新入学児童生徒学用品費」を入学前に支給するよう準備を進めています。 あわせて事業に必要となる経費を積算し、必要な場合は補正予算要求等の対応を図りますとの報告がされて居ました。
一昨日の市政一般報告の中で、「新入学児童生徒学用品の支援」について
就学費用の負担が困難な児童生徒の保護者に対し、就学援助を実施しています。このうち、小学1年生と中学1年生を対象とする「新入学児童生徒学用品費」は、これまで入学後の1学期に支給していました。しかし、ランドセルや中学校の制服をはじめとする学用品などは、事前に準備をするため、入学前の30年2月を目処に支給できるよう準備を進めていきます。(該当部分はこちらです)との報告がありました。
「入学前の支給を行う場合は、今年度予算で対応することになる」ため、関連する予算については、今回上程されている補正予算の中に計上されて居ます。
最終日の本会議場における議決をもって支給決定となりますので、正式に決定となった訳ではありませんが、今回の補正予算での対応は、請願の願意と厳しい環境の中に置かれている児童・生徒、そして家庭の実情を踏まえたものであり、スピード感をもった英断であり、高く評価するものです。
補正予算特別審査委員会は、12月20日(水)午後1時から開会となります。