昨日は、我孫子市議会総務企画常任委員会の(閉会中の)勉強会に委員外議員として参加させていただき、「我孫子市本町1丁目から3丁目の再住居表示事業」について同席、そして、勉強会の終了後に行われた「市内の特定空家の現地視察」に同行(自分の車で…随行)しました。
★我孫子市本町の再住居表示事業
本町の再住居表示事業に関しては、間も無く開会される平成29年第3回定例会(いわゆる9月議会)において、「再住居表示に伴う、字の区域及びその名称変更」にかかる議案の上程が予定されています。「再住居表示」は聞き慣れない言葉ですが、我孫子市では初めての事業となります。

このような住居表示の常況が続くと、今後のまちづくりをしていく上で支障をきたすことが考えられるため、我孫子市は、換地処分の実勢前に、改めて住居表示を実施する(住居表示の再整備)こととしました。

該当となる市民や事業者の皆さんのご理解とご協力抜きには実施できない事業です。「再住居表示」と言う初めての取り組みとなることからも、担当課として慎重に丁寧に進めています。本町は、実質上、我孫子市の一丁目一番地に当たる地域。円滑な事業実施がなされることを強く期待するところです。
★「特定空家の現地視察」
平成28年7月1日から平成29年3月31日にかけて行われた「我孫子市空家等実態調査」の調査結果のもと、本年5月16日に「特定空家等」に認定された物件の現地調査に同行させていただきました。
人口減少社会に入った中で、空家にかかる諸課題は、全国共通の課題となっていますが、当該地域のみなさんにとっては切実な日々の課題です。当該家屋の倒壊、被災等による被害は絶対に避けなければならいことは元よりとして、
・近隣住民の皆さんはどのような思いで日々暮らしているのか?
・このような状態に至る前に、なんとか有効活用ができなかったのか?
・そして、今後(土地)の有効活用ができないものか?
そうした思いを強く抱きました。
昨日視察したのは、白山二丁目の物件と寿二丁目の物件ですが、市内で特定空家として認定された物件は11件あります。

簡単な解決方法はなく、これから益々深刻さを増す可能性のある大きな課題ですが、市民(所有者・相続人)の皆さんの理解と協力なしには解決し得ない問題です。「良好で安全安心な、そして快適な住環境」を守っていくために、更なる事業の推進をして行かねばならないとの思いを強くした現地視察でした。
(長い投稿内容にお付き合いくださり感謝申し上げます)