昨日開催された我孫子市議会・環境都市常任委員会にて、「千葉県から
手賀沼流域下水道週末処理場(我孫子市相島新田85−5)が放射能物質を含む焼却灰の最終処分の一時保管場所の候補地として提示されている件」について、青木副市長から説明がありました。
我々市議会でも当日初めて知らされた案件であり、この間、【部外秘】で県と我孫子市・印西市で協議を進めてきたことを知らされました。
しかし、当該案件については、
千葉県・東葛地域のごみ処理施設の焼却灰から国の基準を超える放射性物質が検出され、処分できない灰が施設内にため込まれている問題で、県は15日、一時保管場所の候補地を住宅地から離れた県有地に選定していることを明らかにした。
県議会環境生活警察常任委員会で、県担当者は「周辺住宅と適切な距離をとって安全を確保する」と述べた。
保管場所の規模については、県内で発生する汚染焼却灰1年分を収容できる規模にすることも明言した。安全対策については、焼却灰を気密性の高いドラム缶などに入れ、テントで覆うことで外部への流出を防ぐ措置を取るとした。周辺では定期的な放射線量検査も実施する。
東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で、松戸市や柏市のごみ処理施設などには、処分できない焼却灰が大量にたまり、両市などは国や県に一時保管場所の確保を求めている。
(2011年12月16日 読売新聞)
という記事があったことを確認しました。
この記事の対象候補地が、手賀沼流域下水道週末処理場(我孫子市相島新田85−5)という訳です。
この案件は、これ以上、市で抱えられる案件ではないということで、私たちに知らされ、既に公然の事実となりましたので、昨日、私たち常任委員に配布された説明資料を下記にアップします。一部、メモ(落書き…)もありますが、ご容赦ください。
20111220放射能物質を含む焼却灰の最終処分の一時保管場所等の緊急要望の経過.pdf(約14MBです。ご注意を)ご案内のように、焼却灰から国の基準を超える放射性物質が検出されていることから松戸・流山・柏では、処分ができない焼却灰が施設内に保管出来なくなっています。
そこで、松戸・柏・流山の三市と、我孫子・印材地区環境整備事業組合(管理者:印西市、白井市と栄町が参加)で統一要望をすることになったとのことです。
以下、主な経緯です(詳しくは「経過報告」をご覧ください)。
8/31:4市1組合で千葉県知事及び東京電力に国の基準値を上回る放射能物質を含む焼却灰の一時保管場所の確保を連名で要望する。
10/31:千葉県から、(事前の打診もなく)一時保管場所として「(県有の施設・敷地である)手賀沼流域下水道終末処理場」を提示される。
以降、印西市との協議および県との協議を重ねるが議論は平行線のまま現在に至る。
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突然の報告に、「青天の霹靂」とはこういうことをいうのかと思いましたが、さすがにこの提案は受け入れられない提案です。どこも受け入れ先のない焼却灰をなぜ我孫子(保管場所の地番は印西市です)で受け入れなければならないのか?全く意味がわかりません。
新聞報道によれば、
・安全対策については、焼却灰を気密性の高いドラム缶などに入れ、テントで覆うことで外部への流出を防ぐ措置を取るとした。周辺では定期的な放射線量検査も実施する。
とのことですが、であるならば、県有地でなくとも、結果として基準値を超える焼却灰を生み出したそれぞれの自治体で先ずは対象地を確保することが先決でしょう。
それを県有地とはいえ、「我孫子(印西)さんヨロシク」ということはないでしょう。
それぞれの自治体の国有地、県有地そして市有地を探しに探せば、一定の敷地は絶対にあるはずです。
この間の松戸・柏・流山の見解が皆目わかりませんのでなんとも言えませんが、まさか、「我孫子さんヨロシク」ということはないと信じたいと思います。
そもそも、
終末処理場の敷地内の一時保管場所の候補地は、我孫子東高校の目と鼻の先です。
場所としての的確性があるとは全く考えられません。
また、手賀川の直ぐ側、営農されている田んぼの目の前ですので、これも有り得ない選択。
言葉を選ばずにいえば、風評被害に喘いでいる市内の農業者に対して、死刑宣告をするようなものです。
何をどう考えるとこのような考えに至るのか?
まったく理解ができません。
手賀沼終末処理場は、手賀沼流域の7市(松戸市、柏市、流山市、我孫子市、鎌ケ谷市、印西市及び白井市)の汚水を終末処理場で処理し、利根川に放流していますが、【
この施設で発生している汚泥等の放射性物質の測定値】は決して低くなく、現在も施設内で100tを超える焼却灰を保管している状態なのです。
つまり、我孫子にあるこの施設で、既に手賀沼流域自治体から生じた放射性物質を含む汚泥を引き受けている訳です。
(※
空間線量は高いところ:敷地境界東側で0.19μsv/hです@12/2現在)
昨日の今日の話ですので、説明および配付資料からしか内容が分かりませんが、現場を持たない県の担当者の思考回路、そして、「我孫子市選出の両県会議員が、この間、一体何をしてきたのか?気になるところです。
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議会の最終日にあたる12/22(木)の午前中に、柏市役所無いに於いて、県からの候補地の提案後初めて副市長クラスでの協議の場が持たれるとのことですので、協議の内容を注視する所ですが、昨日の常任委員会で、我々委員は皆一致して「いくらなんでも、この提案の受け入れは有り得ない」との見解を示しました。
各自治体の悲鳴も分かりますが、良識的な判断(見解)が下されることを切に望むと共に、問題の根深さを改めて痛感しています。
なお、今回の提案はあくまでも「提案」ですので、決定ではありません。
その点、冷静に受け止めていただき、ご対処下さいますようお願い致します。
我々、我孫子市議員として、出来うる限りの対応・行動は当然いたします。
posted by 久野晋作 at 10:54| 千葉

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