2004年は、まさに激動の年でした。私が特に、気になったのが
人の命が本当に軽く扱われるようになってしまった事です。また、思慮深い行動が全般的に見られず、短絡的でかつ自暴自棄的で、身勝手とも言える行動の数々。身の回りの小さなことから、世界的な規模で起こる大きなことまで…。それはすべてに通じているように感じました。
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連日連夜、殺伐としたニュースが茶の間を駆け抜けることで、さも、それが日常(当たり前のよう)になってしまいました。何もなかった平穏な日がどれだけあった事でしょう。
これは、恐るべき現実です。
いともたやすく、人の命を奪う現代人。なんて日本に、そして、世界になってしまったのでしょう…。先人達がきっと草葉の陰で泣いていることでしょう。
俺達は、こんな未来のために、汗と血を流してきたわけじゃない。と。
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私たちは、地域を、社会を、日本を、アジアを、そして世界を構成する一員であるという明確な意識を、
すなわち、
当事者意識を、もっと強く持たなければならないと思います。
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悲しいかな、人は自分の身に降りかからないことに関しては、得てして傍観者を気取るか、はたまた、したり顔して雄弁に語ります。
しかし、いつまでも傍観者でいることは許されない時代になったということを、もっと強く意識しなければなりません。そもそも、いつ当事者になるかも判らない、そんな時なのです。
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かといって、この機に生かされていることを、悲観しても何も始まりません。
私は、今年のテーマは
当事者意識の醸成と命の重さの復権にあると考えてます。
人の痛みを自らの痛みと感じ、想い、考える。そして、その経験を活かす。
さらに、平和な日常は座して待つのではなく、自ら勝ち得るという当事者意識を持つこと。
2005年を、みんなの力(全員参加)で、素晴らしい一年に、素晴らしい日本に、そして、素晴らしい世界にしていきましょう!
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posted by 久野晋作 at 00:00| 千葉 |
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日記
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