2018年06月22日

臓器移植の環境整備に関する意見書】を我孫子市議会の総意で国に提出しました

【臓器移植の環境整備に関する意見書】を我孫子市議会の総意(全会一致)で、本日、下記の各機関に提出致しました。

*衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、厚生労働大臣あて

意見書の内容につきましては、昨年9月お受けした請願内容ではなく、この間、全国の地方議会において事態の改善を図るべく有志の議員が中心となり、地方自治法第99条の規定にもとづいて審査に付され、可決の上、国会や内閣等に送付された内容をトレースする形をとり、部分的に調整の上、文案を作成し協議を重ね昨日の最終日・本会議において「議員発議(実際は、常任委員会による発議案)」の形で上程し、全会一致で可決されたものです。

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臓器移植の環境整備に関する意見書(PDF:144KB)
*当該意見書の起案〜提出に尽力してこられた先達の皆さんに、問題解決に向けて必死の思いで取り組んでおられる皆さんに、そして、当該問題および取り組みに関し、理解・賛同してくださった全ての我孫子市議会議員の皆さんに感謝申し上げる次第です。
*この間の我孫子市議会における取り組みについては、こちらの記事をご覧いただければ幸いです。

***
昨年9月議会において、「移植ツーリズムを禁止する法律等の整備に関する意見書提出を求める請願」が提出され、慎重審議の結果「継続審査」と採決されました。続く12月議会、3月議会においても同様に継続審査となりました。

当該請願の審査負託先である総務企画常任委員会において、

・請願内容の情報や数字、そして表現等の精査検討の必要性について
・請願者の願意を尤もな意見として汲み取る必要性について
・我が国における臓器移植に係る環境整備が必要性について

などを主な論点として議論を重ねると共に、請願の取り扱いについて協議を進めて来ました。

ご案内のように、平成22年7月の臓器の移植に関する法律の改正に伴い、臓器移植提供者数は年々増加しているものの、臓器移植を希望される方の数からすると圧倒的に不足しています。これらの根本的な課題を含め、我が国における「臓器移植に係る環境整備」は、急務の課題です。

今回の意見書の提出が事態の解決に向けた動きに直結することはないかも知れません。しかしながら、こうした取り組みが、各地の地方議会で積み重ねられて行くことにより、立法府および行政府が真摯に取り組んで下さることを切に願う次第です👊

posted by 久野晋作 at 20:06| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月20日

市内小学校による議会見学、そして、6月補正予算の審査

2日連続で議会見学に来てくれた市内小学校の児童達

我孫子市のマスコットキャラクターの“手賀沼のうなきちさん”がサプライズで登場🙌

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本日午後一時より、6月議会最終盤の審査となる予算審査特別委員会が開会され、教育関連予算も審査案件となりました。

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★補正予算とは?
自治体の予算は3月議会で審査され、通称「当初予算」と呼ばれます。

それ以降に組む予算が「補正予算(案)」として各議会に(追加)上程され、審査に付されるわけです。

補正予算について、我孫子市の予算編成方針上では「災害対応、国の補正予算や法律改正など、緊急性が高い事業のみに限定する」としていますが、そうではないものも計上されます。

年度当初には想定できなかった事態が発生したため新たに事業を行うことになった、追加の工事が必要になった…など、当然あり得ることですので、市民の生活全般を預かる自治体行政の予算執行について、一定程度の流動性を持たせることは必要です。

さはさりながら、「追加上程は何でもあり」と(万が一)なると、「年間の所要額を的確に見積もり、年度途中における補正、予備費充用の必要が無いように(予算)要求することに留意し、過年度決算の推移、前年度の当初予算と現在までの執行状況を確認し、適正な金額で(各部・各担当課から)予算要求」された上で、精査に精査を加え、議会の審査に付して可決・執行された当初予算は一体何だったの?と、当然なってしまいます。

ですから、補正予算の内容にも、議会としては確りと目配せをし、慎重な審査が求められる訳です。

ですので、決して右から左へと、単純に認めている訳ではありません。


ちなみに、我孫子市議会の予算審査特別委員会は、委員長を除いて、7名の委員で構成されます。

質問事項や論点が重なる点が多々出てきますので、質問や論点が重複するものについては控えますが、論点がまだ残されている点、さらに議論を進めるべき点があれば「関連質問」として、質疑を重ねていきます。


補正予算の審議には、各会派を代表して審査に望む形となりますが、今回私たちの会派(Nextあびこ)からは、内田美恵子議員が審査に臨み、慎重審査の結果、全員異議なく可決すべきと採決されました。



*後追い投稿となり恐縮です🙏
posted by 久野晋作 at 18:00| 千葉 ☁| 議会報告(一般質問他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月09日

第55回我孫子市・柏市共催水防演習

本日8時半より、【第55回我孫子市・柏市共催水防演習】我孫子市江蔵地地先 利根川河川敷にて開催されました。

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表題のとおり、水防演習については柏市と共催で行なっていますが、本年は我孫子市が開催当番市です。

当日は強い日差しの下での水防演習となりましたが、早朝から準備および参集され、当該演習に当たられた両市の消防関係者の皆さんに厚く感謝申し上げる次第です。

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*後追い投稿となり恐縮です🙏
posted by 久野晋作 at 12:00| 千葉 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月05日

平成30年6月議会が開会しました 〜会期日程・市政にかかる一般報告〜についてご報告します。

こんにちは、我孫子市議会議員の久野晋作です。

昨日から、平成30年第2回定例会(6月議会)が開会されました。会期は21日までの18日間となります。

会議の冒頭、課長級以上の新執行部の紹介があり、平成30年度の新たな執行体制の顔ぶれを改めて確認。団塊世代の職員さんの大量退職期を迎えたことから、新規登用となった方々が多かったことが印象的でした。

我孫子丸の最前線における舵取り役である執行部の皆さんの双肩にかかる責任は年々重みを増して行きますが、執行部の皆さんは元よりとして全職員の皆さんに対しまして、市政の維持・発展・向上を目指して、引き続き、是々非々のスタンスで臨んで参りたいと存じます。

6月上旬の田んぼ


★永年勤続表彰、再任に当たって
全国市議会議長会から永年勤続表彰があり、勤続45年となる佐々木議員を筆頭に、勤続10年になる議員の皆さんが表彰を受けられました。

また、3月議会において再任された青木副市長、そして倉部教育長から、4月1日から新たな任期を迎えたことにあたり、厳しい現実を直視した上での覚悟と今後の方針について、夫々ご挨拶がありました。お二人の決意のほどをお聞きして、改めて身の引き締まる思いがした次第です。


★上程議案および報告事項
本議会に上程された議案および報告事項は、以下のリンクからご確認いただけます。
http://www.city.abiko.chiba.jp/shisei/shigikai/teirei_rinji/h30dai2kai6gatsu/2teireikaigian30.html


★市政にかかる一般報告
昨日開会された、平成30年第2回我孫子市議会定例会の冒頭に市長が述べた「市政にかかる一般報告」はこちらからご確認いただけますが、以下、備忘録として、添付(全文引用)いたします。

<報告のあった項目(見出し)>
1.若い世代の定住化と少子化対策
2.常磐線・成田線の利便性向上
3.ふるさと納税の推進
4.手賀沼花火大会さくらプロジェクト
5.高野山新田エリアの活用
6.我孫子新田エリアの活用
7.企業が進出・操業しやすい環境づくり
8.低炭素設備の導入
9.ファシリティマネジメントの推進
10.高齢者の生活支援
11.消防施設の整備に向けた取り組み
12.市民体育館テニスコートの整備
13.旧井上家住宅の保存と活用
14.学校職員の働き方改革
15.地方公会計の導入
16.行政改革の推進
17.新たな文化施設整備の検討

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若い世代の定住化と少子化対策
はじめは、若い世代の定住化と少子化対策です。
あびこの魅力発信では、子育てしやすいまちをPRする内容を加え、新緑の手賀沼で楽しむ様子を描いたブックカバーとしおりを2年ぶりに作成しました。
今回は、ブックカバーとしおりに、市内で建設中の大型マンションの情報を掲載することで、広告収入を得る手法を取り入れました。今月1日から、都内と県内のほか、初めて埼玉県内の大型書店も加えた50店舗で配布しています。
また、市のキャッチフレーズ「物語の生まれるまち あびこ」を市内外にアピールするためのロゴマークを作成しました。ロゴマークは、手賀沼の水辺の青、自然の緑、そして我(われ)・孫(まご)・子(こ)の3世代が豊かにくらせるまちを表すデザインとなっており、ブックカバーへの掲載を皮切りに、さまざまなPR事業に活用していきます。
今後も、市の認知度の向上や交流人口の拡大に向けて、さまざまな情報発信を展開していきます。

また、テレビやラジオなど、数々の番組で大活躍されている我孫子市出身のお笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(はなわのぶゆき)さんを3人目のふるさと大使としてお迎えし、5月30日に任命式を行いました。今後は、ふるさと我孫子のPRに大いに貢献してくださるものと期待しています。


常磐線・成田線の利便性向上
次は、常磐線・成田線の利便性向上です。
成田線沿線の7自治体で構成する成田線活性化推進協議会では、JR東日本千葉支社とともに、4月7日から15日まで駅からハイキングを実施しました。
今年度は、「春うらら 柳田國男ゆかりの地 我孫子〜利根の桜めぐり」と題して、布佐駅を出発し、利根町の史跡や名所を巡りながら散策するコースを設定しました。桜の開花時期は過ぎてしまったものの、9日間で約560人と昨年度を上回る参加となりました。
協議会では、このような沿線活性化事業に取り組むほか、3年後の我孫子成田間の成田線開業120周年を見据えた検討も進めていきます。
我孫子駅発着の臨時特急「踊り子号」は、7月下旬から9月30日まで運行されます。今年も8月中旬までの海水浴シーズンには、現地で観光を楽しめる時間が長くなるよう運行時間が早まり、我孫子駅発が7時16分、伊豆急下田駅着が10時41分となりました。伊豆方面にお出かけの際は、我孫子駅発着の踊り子号をぜひご利用ください。
なお、踊り子号の運行を機に実現した下田市との交流では、農産物直売所「あびこん」で下田産の干物や佃煮などを販売しているほか、今年も5月18日と19日に「黒船祭」に参加し、我孫子のふるさと産品や野菜・米などの販売を通して市のPRを行いました。今後も、引き続き両市の交流を深めていきたいと考えています。


ふるさと納税の推進
次は、ふるさと納税の推進です。
ふるさと納税の推進では、新たな財源の確保策として、今年度更新する、はしご付消防自動車の費用に係る約2億円に対して、目標金額を1千万円とし、クラウドファンディングを実施しています。5月16日から10月1日までインターネットを通じて受け付けています。
また、新たに、今月1日からインターネットを通じて2万円以上の寄附をいただいた市外の方を対象に、10月28日に開催される「手賀沼エコマラソンへの出走権」を先着50名に贈呈します。
今後も、さまざまな手法を積極的に取り入れ、財源の確保に努めていきます。


手賀沼花火大会
次は、手賀沼花火大会です。
今年も柏市と合同で、手賀沼花火大会を8月4日の土曜日に開催し、湖上で3会場から約13,500発の花火を打ち上げる予定です。
有料席の販売は、7月1日から開始します。また、昨年に引き続き、7月1日から20日までの間に、ふるさと納税としてインターネットを通じて3万円以上の寄附をいただいた市外の方を対象に、返礼品として「ふるさと産品セット付き 花火大会観覧席ペアチケット」を先着20組40名に贈呈します。この機会に、市外の方にも我孫子にお越しいただき、手賀沼花火大会と市の魅力を堪能していただきたいと思います。なお、花火大会は打ち上げや警備などで多額の経費がかかることから、4月下旬からイベントや街頭で募金の呼びかけを行っています。私も街頭に立ち、多くの人に協力を呼びかけていきますので、見応えのある花火大会となるようご協力をお願いします。


さくらプロジェクト
次は、さくらプロジェクトです。
さくらプロジェクトでは、ソメイヨシノの開花にあわせ、手賀沼親水広場近くの遊歩道約80mの桜並木を、3月27日から4月8日までの期間、日没から午後9時までライトアップを行いました。今年で3年目を迎えるライトアップは、市内外の方にも広く知られるところとなり、多くの方が水辺の夜桜を楽しみ、憩う機会となりました。ライトアップ期間中は、「あびこ桜おもてなしキャンペーン」として市内商業者が水の館付近に出店し、来場者へのおもてなしも展開しました。


高野山新田エリアの活用
次は、高野山新田エリアの活用です。
手賀沼親水広場「水の館」では、昨年6月のリニューアルオープン以降、3月末までの10か月間で約43万人の来館者を迎え、高野山新田地区での新たなにぎわいを創り出してきました。
3月には、水の館に隣接する高野山新田多目的広場の駐車場の整備が完了し、大型車7台を含む95台分の駐車スペースを新たに確保しました。
これにより、水の館や農産物直売所、手賀沼遊歩道、鳥の博物館などに訪れる方たちに利用していただくほか、さまざまなイベントで活用し、更なる交流人口の拡大を図っていきます。
農業拠点施設では、市と株式会社あびベジ、川村学園女子大学が連携し、農産物直売所「あびこん」で販売するお弁当の開発に取り組んでいます。
川村学園女子大学では、生活文化学科の3年生が授業の一環としてレシピを開発するほか、ポップやパッケージデザインの作成、消費者ニーズの聞き込み調査を行います。市とあびベジでは、旬の野菜などの情報提供や提案されたレシピの審査などを行い、今年の秋の販売を目指します。


我孫子新田エリアの活用
次は、我孫子新田エリアの活用です。
農産物直売所アンテナショップ跡地の活用では、よりよい土地活用の実現を目指し、民間事業者との直接の“対話”を通じて、活用のアイデアや市場性などを把握する「サウンディング型市場調査」を実施しています。
5月8日と9日に開催した現地説明会では、10事業者に対し、跡地の概要や立地を誘導したい観光施設等のイメージなどについて説明しました。
“対話”に参加する事業者の募集を4月16日から開始し、今月15日までエントリーを受け付けています。25日からは、事業者との“対話”を行い、事業者を公募するための条件設定などを検討していきます。秋には、“対話”の結果を公表し、事業者の公募や選考などを経て、年度内には事業者を決定していきたいと考えています。


企業が進出・操業しやすい環境づくり
次は、企業が進出・操業しやすい環境づくりです。
企業が進出・操業しやすい環境づくりでは、民間資本を活用した新たな産業用地創出の可能性を探ることを目的とし、29年9月から実施した「産業拠点検討調査」の報告書が完成しました。
工業系の調査対象地区3か所については、地盤の問題はなく、一団の土地を有していることで一定の評価が得られましたが、立地条件や道路アクセス、周辺環境への影響などもあることから、大規模な工業系土地利用には課題があるものの、中規模な工場などが利用できる可能性は残っているという結果となりました。
商業系の調査対象地区1か所については、一団の土地を有していることから、中小規模のスーパーやホームセンターなどの立地需要があるという評価が得られましたが、原則、市街化区域への編入が必要であることや農地転用など土地利用に関する法規制の課題があるという結果となりました。
今後は、この調査結果をもとに、立地需要が見込める業種や業態を探るとともに、より多くの企業への情報発信や情報収集に努めていきます。


低炭素設備の導入
次は、低炭素設備の導入です。
低炭素設備の導入では、稼働率が高く、老朽化により更新時期にある照明と空調設備を有している21施設において、低炭素設備の導入調査を行い、二酸化炭素の節減効果が高い設備を有する19施設を選定しました。今後は、選定した施設の更新工事を進めていくための準備を行い、電力の省力化や施設の利用環境の改善を図っていきます。
整備に際しては、国の補助金を活用し、複数の施設を一括改修することから、利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
なお、関連費用は今議会の補正予算に計上しています。


ファシリティマネジメントの推進
次は、ファシリティマネジメントの推進です。
ファシリティマネジメントの推進では、一般財団法人 地域総合整備財団の研究モデル市町村として助成を受け、東洋大学監修のもと、「公共施設保全計画」を策定しました。
モデル事業として、効率的な保全方法や財政負担の軽減方法が評価され、「総合的に妥当であるとともに他の地方公共団体の範となる優れた点も認められる」との監修報告を受け、3月には全国に向けた報告会において、成果の発信も行いました。今後は、公共施設における改修工事等の必要性の判断や予算編成に活用していきます。


高齢者の生活支援
次は、高齢者の生活支援です。
高齢者の生活支援では、高齢者が日常生活で支援が必要となっても、住みなれた地域で安心してくらしていくことができるよう、地域で支え合う体制づくりを検討する場の設置と、生活支援コーディネーターの配置を進めています。
今年度は、5月25日に、1か所目として我孫子南地区の社会福祉協議会内に設置しました。


消防施設の整備に向けた取り組み
次は、消防施設の整備に向けた取り組みです。
消防施設の整備では、中里地区への消防署と訓練施設等の整備を進めています。これまで、住民の皆様からいただいた意見等を踏まえ、「湖北台地区公共施設の整備方針案」を策定しました。4月5日の全議員を対象とした勉強会、4月24日の地元住民説明会、4月26日の湖北台自治会連合会説明会、5月13日の湖北台地区の市政ふれあい懇談会において、イメージ図や配置図などをスクリーンに映しながら説明し、意見交換を行いました。今後は、いただいた意見を踏まえ、都市計画道路3・4・9号下ヶ戸・中里線外1線や若草幼稚園の整備等と調整し、今年の秋を目指して整備方針を策定していきます。


市民体育館テニスコートの整備
次は、市民体育館テニスコートの整備です。
テニスコートの整備では、利用者の少ない夏期に工事を実施することで、各種大会が開催される10月にはリニューアルオープンできるよう、準備を進めています。工事期間中は、利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。


旧井上家住宅の保存と活用
次は、旧井上家住宅の保存と活用です。
旧井上家住宅は、二番土蔵の保存整備工事が3年目を迎え、7月末の完了に向けて工事を行っています。また、今月2日には、左官職人が漆喰壁(しっくいかべ)の仕上げ作業を行っている様子を間近で見ることができる工事現場見学会を開催し、文化財建造物を保存する意義を知っていただく良い機会となりました。
また、新土蔵では、5月3日と4日に印西鉄道模型クラブとの共催事業として「旧井上家住宅 鉄道模型運転会」を開催しました。ゴールデンウィークということもあり、子ども連れの家族も多く、来場者は2日間で約420人となりました。今後も、さまざまなイベントを通して、旧井上家住宅の周知に努めていきます。


学校職員の働き方改革
次は、学校職員の働き方改革です。
更なる教育の質の向上を目指すうえで、教職員の業務改善は喫緊の課題となっています。これまでの取り組みにより、本市教職員の平均超過勤務時間数は、前年度比で減少しているものの、教職員が常に心身ともに健康で誇りとやりがいを持ち、子ども達と向き合えるよう、総合的な業務改善が求められています。
そこで、「我孫子市立小中学校職員の働き方改革推進プラン」を今年度中に策定します。策定にあたっては、保護者の代表や学校関係職員などで構成する「我孫子市立小中学校職員の働き方改革推進委員会」を設置し、本市の実情を踏まえた協議を行います。プランについては、「学校職員の意識改革」「業務の改善と削減」「学校を支える人員体制の整備」「部活動の負担軽減」の4つを取り組みの基本項目とし、実効性のあるものとしていきます。
なお、関連費用は今議会の補正予算に計上しています。


地方公会計の導入
次は、地方公会計の導入です。
地方公会計では、国からの要請に基づき、統一的な基準による平成28年度決算の財務書類を作成し、分析結果とともに報告書をまとめ、本日からホームページにおいて公表しています。
財務書類の作成にあわせて、固定資産台帳の整備を行っており、従来の決算書などでは把握できなかった土地、建物、工作物など資産の情報が明らかとなりました。また、複式簿記の導入により、現金支出を伴わない建物の減価償却費や各種引当金などの行政コストも把握できるようになりました。
今後は、財政運営に役立てるため、財務書類の活用方法を検討していきます。


行政改革の推進
次は、行政改革の推進です。
今年度から3か年を計画期間とする「第4次行政改革推進プラン」を策定しました。今回のプランでは、行政サービスの外部委託等の推進や財政マネジメントの強化など、6つの主要事項を推進します。今後は新たなプランのもと、民間における業務見直しの手法の研究・活用やICTを徹底的に活用した業務の標準化・効率化に努めるなど、更なる業務改革に取り組んでいきます。


新たな文化施設整備の検討
最後は、新たな文化施設整備の検討です。
30年3月末を目指し、策定を進めてきた文化交流拠点施設建設構想案は、29年9月議会での質疑も踏まえ、市庁舎との複合化の可能性を検討しています。さらに、他自治体からの更なる情報収集も含め、施設の機能や規模、財源などの再検討を行っていることから、今年の秋には、建設構想案策定に向けた中間報告を皆様にお示しし、ご意見がいただけるよう準備を進めていきます。


以上で、市政一般報告を終わりますが、各事業の推進に一層の努力をしていきますので、議員皆様のご理解ご協力をお願いします。






posted by 久野晋作 at 15:00| 千葉 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月23日

待ったなし!公共施設マネジメント〜計画実行の歯車はこうして動かせ!〜

春の強力インプットシリーズも後半戦💦

ekGnmEnZQzqXFrS3E7WPLA.jpg昨日に引き続き、本日も茗荷谷のTRC(図書館流通センター)にて、議員研修を受講いたしました✍️
(*昨日は、4月24日に続く「自治体と内部統制」の第2回目の研修でした)

本日のテーマは「公共施設マネジメント」について。

ざっくり言うと、高度経済成長期に伴う人口増加・宅地開発に伴う行政サービスおよび市民生活の基盤整備の関係で、急ピッチで整備した「学校・公民館・道路」などの公共施設等が建設・設置から40年以上の月日が経ち、老朽化が進んでいます。よって、どの自治体においても同様に、「各種公共施設の老朽化に伴う更新や再整備(再編・統廃合を含む)」に着手して行かなければなりません。

当然ながら、莫大な費用が必要な訳ですが、本格的な少子高齢社会に入っている我が国においては、社会保障費を筆頭に支出は増えることはあれども、それらを賄うだけの潤沢な財源は(当たり前には)何処にも用意されていません。


社会保障費はうなぎ登り状態です。
その上に、各種施設の維持補修・改修・更新費用が発生する訳です。

統廃合しない限り、建設した施設の全てがその対象となるのです。

打ち出の小づちなど何処にもなく、魔法のような策もありません。
真剣に考えれば考えるほど、途方に暮れ、気を失いそうになる課題です。

しかし、
課題を目の前にして頭を抱えているだけでは何も解決することは出来ません。
課題解決をこれ以上先送りして、ツケを次代に先送りすることは絶対に許されません。
ましてや、成り行き任せで、無為無策で過ごしたり、指をくわえて事態を眺めている訳には行きません。

でも、実態としては、この間の対応は正に上記の通りだったと言わざるを得ないのです。


そこで…

「国は、2013年(平成25年)11月に「インフラ長寿命化基本計画」を決定し、インフラの老朽化対策を進めるべく、2014年(平成26年)4月に公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するために、各地方公共団体は「公共施設等総合管理計画」策定の要請を受けました」

本市が2016年(平成28年)6月に策定した計画は以下のサイトでご確認いただけます。

我孫子市公共施設等総合管理計画:我孫子市公式ウェブサイト


問題は「どのように(具体的に)実行するか(できるか)」です。

計画は作ったけれども、何一つ先に進まない…(進んでいない、進める覚悟がない)。

そうなってしまうと、ババくじを引かされるのは、何の罪もない次代を担う私達の子や孫たちです。

我孫子市は、平成24年から公共施設包括施設管理業務委託を導入するなど、先進的に取り組んでいる事業もありますが、「本丸」にどのように着手して行くか?(行くべきなのか?)について、最新の取り組み事例(反面教師含む)や考え方について学びを深めたいと考え、今回のTRCセミナーを受講した次第です。

TRCセミナー「まちの課題を解決する図書館」
待ったなし! 公共施設マネジメント
 計画実行の歯車をこうして動かせ


地方自治体の公共施設マネジメントは、「公共施設等総合管理計画」の策定を経て実践段階に入っています。推進体制やノウハウ、庁内外での合意形成、個別施設計画との関係など課題も多く、統廃合・再編は思うように進んでいないのが実状です。この間、インフラでは全国で2,559の橋が財政難による改修遅れのため通行規制されていることも明らかになっています。公共施設を同様の事態に陥らせないためには何が必要でしょうか。今回は、「公共施設等総合管理計画」策定後における地方自治体の取り組み状況や課題を検証しながら、今後、公共施設マネジメントの歯車を動かし成果を得ていくための突破口と展開のあり方について考えます。

講義1:「実践」視点からの公共施設マネジメント〜スピード感覚が生死を分ける
講 師:南 学さん(東洋大学客員教授)…代表取締役をつとめられているパブリックマネジメント株式会社

講義2:計画と実践のリンク〜包括施設管理業務委託という手段、まずは決め方を決めること
講 師:寺沢弘樹さん(特定非営利活動法人日本PFI・PPP協会 業務部長)



目から鱗の、あっという間の、非常に濃密な3時間半の研修内容であり、参加して本当に良かったと感じました。

<本日の気づき>
○前例踏襲、固定概念に捉われると何一つ進められないばかりか、事態を悪化させて行く危険性がある。
○住民のニーズ・ウォンツ、実態をキッチリ・シッカリ・ミッチリ分析し、取り組めることから着手する。
○正しい現状認識、本氣で取り組む人材、着実に事業を進めるバックアップ体制(トップの覚悟)が肝である。
○資産の有効活用・公民連携(民間の知恵・資力・フットワークを存分に活かす)
○資金調達手段は(意外と)多様である(「補助金頼み」に陥らない。借金こさえるだけが能ではない)。
○下を向かない、後ろを振り向かない。でも、嘘はつかない。
○明るく・楽しく・カッコよく、悲壮感を漂わせることなく前向きに取り組むことが大切。
○正確な情報の共有がやっぱり大切。そこから共通の課題認識や危機意識が生まれ、事業への理解に繋がる。


大切なのは、やっぱり一にも二にも「ヒト」であることを再確認。

公共施設マネジメントに限りませんが、この課題は特に、どれだけのヒトが「自分の問題」として捉え、「勇気を持ち、知恵を出し、汗を掻けるのか?」が如実に問われている、超えなければならない課題です。

本日得た考え方やアイディアを踏まえ、本市の課題解決に「置き換え」て取り組んで行く所存です。

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posted by 久野晋作 at 22:23| 千葉 ☔| 視察・調査研究・勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする